ご覧いただきありがとうございます。水引工房花果です。
今日は、水引の自体の意味についてです♪
【水引とは…】
和紙を長いこより状に丸め、水のりを引いて干し固めたものです。
飛鳥時代に、遣隋使が日本に帰ってくる際に随伴した返答しのもつ答礼品に、赤と白で染めた麻紐が結んであったのが始まりだとされています。
水引は未開封であるという封印の意味や魔除けの意味、人と人とを結びつけるという意味合いがあり、水引結びは引けば引くほど強く結ばれるものが多い。
結びごとにまた意味を持つことになります。
【全国の水引】
現在全国の水引製品の国内生産のうち約70%を製造しているのが飯田水引です。
石川県金沢市の津田水引折型が、加賀水引を継承しています。
京水引は、絹巻で100色以上あります。
福岡県福岡市には博多水引きがあり、結納が盛んである地域のため結納品が豪華です。
愛媛県伊予市には伊予水引がある。飯田水引に次ぐ生産量です。
【水引自体の最近出てきた新製品】
水引は紙でできているため、水に弱いという弱点があります。
これを克服する商品が出てきています。
樹脂で出来ていて水に強く、かつ形状記憶もするもの、
制作段階に工夫をして水に強くしているもの。
また、細水引というものも出ています。1㎜くらいの細さの水引は、編み込んで繊細なブレスレットを作れるような商品も出てきています。
最近、本当にいろいろな水引があって、色、種類、形、大きさなど本当に豊富で私たち水引作家をいい意味で悩ませてくれます。ここでは具体的な製品名はまだ挙げませんが、後々一つずつ紹介出来たらいいなと思っています。水引は慶事だけでなく、日常使用ができる時代になってきました。
軽くてお守りにもなる水引、
こんな不安な世の中だから上手に取り入れたいですね。
そんな作品をInstagramでアップしています。よろしければご覧くださいね☆
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