ボストン IVF センターの Alice Domar 博士らは、ストレス軽減プログラムを、ストレス軽減プログラムを受けるグループ(46 名)と受けないグループ(51 名)に分け、2 周期の体外受精の妊娠率を比較しました。
1 周期目は両者ともに43% が妊娠に至りました。2 周期目にはプログラムを受けた女性は52% が妊娠に至ったが、受けていなかった女性では 20% と受けている人よりも少なくなりました。
この研究によって、ストレス軽減プログラムは体外受精の治療成績の向上に関係することがわかりました。
【引用】Domar AD, Rooney KL, Wiegand B, et al.:Impact of a group mind/body intervention on pregnancy rates in IVF patients. Fertil Steril. 95:2269-2273,2011